何でも賛成する議員、この質を変えないと津山の部落問題は解決しないとの自論(持論?)コーナー
2003年1月臨時会「アルネ支援金8億5千万円議決」の問題と部落問題
2002年12月議会では「アルネ支援金」が継続審査となりました。アルネばっかりに税金をつかうな!、脱アルネの政治で、市民一人一人の暮らしをまもる政治の実現が大切と質問に立つ末永弘之です。
★なぜ、この問題が、「いつまでも同和・部落ではない」私の半生記の記録に登場するのか、そこが、末永弘之たる「ゆえん」です。持論とは自論の文字が正しいか?、
★津山市議会の歴史の中で「補正予算」を含めて当局提案の議案が「否決」されたことはありません。8億5千万円の補正予算は、そのてんでは初めて、継続、委員会では可否同数で委員長が「否決」とし、本会議では、可否同数で議長が「可決」とし、大変な事態でした。
これは、「可決」という形で勝負は「負けました」が、新しい政治のうねりが津山で表面化した、まさに画期的なできごとでもありました古い政治の仕組み、枠組みがこわれかけた訳ですが、何でも賛成する議員と秋山議長が、水をさしてしまいました。旧地区の人は「水を差す」側では、古い体質(同和・部落は古い体質の名残かすです)を破ることができませんよ・・・。→この評価が前提で、この画面が生まれました。
★原案賛成、8億5千万円の予算に賛成をした議員たち。(公的資金導入を認めた)
 
→広瀬・小野・中塚・衣笠・森下・森西・土居・仁木・川端・山本・田中・小栗
★原案反対(税金投入に反対)
→末永・久永・木下・岡田・米井・西野・辰野・権田・近藤・佐々木・吉田・河本
★欠席→高橋、
★退席(棄権)→谷口・竹内
でした。
これで12対12となり「可否同数」でした。
1月27日の「豊かなまち・人つくり津山ネットワーク」の学習会で、市政報告会を末永が講師で勤めています。昨年まで「部落解放運動津山市協議会」と称していましたが、部落問題を「歴史に綴じ」て、新しい運動団体をつくりあげたことを解説します。そして、
★まだ、世の中には「部落・同和の残りかす」もあります、地区への「偏見」が、旧地区住民の言動とともに「生きている」部分があります、あっちの人、こっちの人、と言わない(地区の人かのコーナー参考に見てください)ことになっていますが、上の表を見てください、「こっちの者の議員」は、末永を除いて、5人が「原案賛成議員」です。市民の怒りの対象議員の中に「こっちの者」の保守系議員が全員がはいっているのです。
★この議員の姿、何でも賛成する議員の中に、旧地区出身の議員が全員入っているという厳しい現実・・・この問題を考えて戴きたい、この議員の質を変えないと、津山の部落問題は解決しない・・・、市民が、そこの点を、何とかしてほしいと思われるのはどうにもなりません、あと、一人の議員が「新しい政治の流れ」を考えて欲しい・・・・、あの人は、あの議員は、今、少し考えて欲しい・・・・この中に゛こっちの者」が全員いるとしたら・・・考えていただきたい、将来、どんな津山の街をつくるか、ここが問われます。
こんな調子で、市議会議員の質の向上と、部落問題の解決を結びつけて泡をとばして「末永節」が冴え渡りますの物語でした。
これは、少しだけ、変な位置づけの画面です、意識し過ぎかもしれませんね。でも、現実は厳しいですよ、もっと、旧地区住民も「真面目に、真剣に、新しさを求めてもらいたい」というのは、真実、私の声です。
少なくとも、古い枠組み、ふるい仕組み、旧態依然とした社会の体質を根本から変革させる、この道程の中で「同和・部落問題の解決」はある、真に人権が尊ばれる社会作りは、政治の流れと無縁ではないとの訴えに力が入ります。
学習会の風景、訴える末永弘之です。
差別された悲しみ、苦しみを「便利の良いときだけ」話していたのでは「真の解放はない」のではないか、直接関係がないとおもわれがちな、こんな大事なときの旧地区住民の「生き様」が、人を変え、世を変えるのである。だから真面目でなくてはならないのである。
★写真は、1月27日の学習会風景・約70人の参加でした。

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